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命を守るバトンを渡したい

映画を観た。

 

予告を観たとき、ああこれは観れないなと思っていたんだけど、古い友だちのRさんから、絶対観てねと念押しされ、リマインドされ、その熱意に押されて恐る恐る観に行った。

 

児童人身売買の闇に挑む捜査官のものがたりだ。

ペドフィリア

辛すぎて、最初から最後まで泣いていた。

 

でも希望はたしかにある。

これを観ている自分自身も希望だった。

 

エンドロールで主演のジム・カヴィーゼルが言う。

バトンを渡すと。

 

海の向こうのおとぎ話ではない。

私たちの住むこの国でも起こっていること。

 

怖いけれど、見たくないけれど、

事実を知ることはバトンを受け取ること。

 

5年もの間上映ができなかった映画。

事実をちゃんと見よう。